書籍名: 九十九神曼荼羅シリーズ 百夜・百鬼夜行帖1 冬の蝶 [Kindle版]
著者:平谷美樹
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[あらすじ] 文政期の冬のことであった。薬種屋「倉田屋」で、ある不思議な現象が起きていた。
倉田屋にある蔵の周りに、白い蝶のようなものがフワフワと飛んでいたのである。冬にも関わらず。夜にも関わらず。
何かの悪い兆しではないかと思った倉田屋の主人が、鐵二のもとに手代の左吉を遣わした。鐵二は腕のいい修法師(祈祷師)だと評判の男であった。
しかし鐵二は外出しており、そこにはいなかった。その代わりに、鐵二の裏に住む盲目の少女、白夜と出会う。彼女も修法師だという。
白夜は鐵二に代わり、倉田屋に現れた蝶の謎を追う。そのうちに、蝶の正体が亡魂ではないと気づく。
左吉たちの目には蝶に見えた。しかし白夜の目には、それは細く折りたたまれ、中央で結ばれた紙に見えた。それが蝶のようにゆっくりと羽ばたいていたのであった。
蝶の正体は九十九神という、「物」が百年の時を経て妖怪に変じたものであった。しかし白夜には、ただの九十九神ではないように感じられた。人のにおいがしたのだ。
結び蝶は何を伝えるために現れていたのか。隠された秘密とは。
この本は物語そのものの面白さだけでなく、優しいタッチで描かれた挿絵も同時に楽しむことができる、おすすめの一冊である。
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