書籍名: 上杉謙信 [Kindle版]
著者:吉川英治
ASIN:B00SB0Y88Q
[あらすじ] 川中島の戦いを中心にした上杉謙信の物語である。上杉謙信は残された逸話や、川中島の戦いで大将同士の一騎打ちにでる、朝廷や幕府への忠誠など、魅力が満載の人物。
その一方で謎も多く、結婚してないことから女性説なんてものまで出てくる夢を掻き立てる人物であるが、この作品では禅や教養を愛しながら、武将として生きる二面性が魅力として描かれている。
上杉謙信を語る上で、武田信玄は欠かせない人物であり、その地勢的不利を物ともせず「足長様」と言われるほどの八面六臂ぶりが伺える。北条、駿河、そして越後と彼は海を求め、より豊かな土地を求めている。それが信玄の自分の一族を守るということである。
一方の謙信も、富山平定などもやっているが、基本的に武士として仕えるということを基本にしている。優しく、礼儀正しく、部下に好かれた武将だが、かれが見ているのは民ではなくもっと大きな大義である。具体的には朝廷となり、上を見ているというのが以外である。
しかし、朝廷は信玄の土地のものも大事にしているという考えがある。武将として働き、良きライバルでありながら、信玄には理解できぬことをする。そのことで信玄はらしくもなく迷い、川中島で大将がまみえるという事態にまで陥る。
この合戦の緊迫感がたまらない。勝ったのはどちらなのか、合戦後にそれぞれの胸に去来したものは何なのか。ワクワクすること請け合いである。
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