書籍名: 黒魔術の手帖
著者:澁澤龍彦
ASIN:B009A495Z8
[あらすじ] ここでいう魔術とは、民俗学・人類学の専門用語「呪術」と呼ばれるものの別称。漫画やゲームなどで馴染みのあるものとなっている「黒魔術」に欠かせない用語、カバラ、薔薇十字、サバトなどをひも解き、入門書としても使えるようになっている。
元々は、ミステリー雑誌『宝石』に連載(1960年8月から61年10月まで)された文章をまとめたもので、亡き三島由紀夫からは「殺し屋的ダンディズムの本」と嘆賞されている。
澁澤 龍彦(しぶさわ たつひこ)1928年(昭和3年)5月8日 – 1987年(昭和62年)8月5日)は、日本の小説家、フランス文学者、評論家。三島由紀夫との長年深い親交があり、人間精神や文明の暗黒面に光を当てたエッセイが世間に与えた影響は大きい。(参照:Wikipedia)
中でも「青ひげ」で有名なジル・ド・エレ侯について4章にも渡って紹介されている。幼児虐殺者として有名な傍ら、悪魔礼拝や錬金術の熱心な探求家でもあった。そこからどのように、ジルが人間形成を行ったか、著者の澁澤龍彦が調べぬいた。
安保と騒がれた時代に世に出たという本書。日本におけるオカルト書の先駆けとして目に通しておきたい作品。
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