書籍名:毒親育ち (扶桑社コミックス) [Kindle版]
著者:松本耳子
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[あらすじ] 両親のトラウマに悩まされ、それを克服してきた著者のこれまでの半生をコミックに書きつづった自叙伝。ヒステリックで完璧主義、神経質な母親と無関心で薄情、半社会的な父親の下で苦悩の中に育ったが、結婚して数年後にふと目にとまった本を読んでいくうちに長いトンネルを抜け出るまでのストーリーが展開していく。
「毒親」とは、「子供の人生に悪影響を与える親」のことだが、暴力を振るったり、育児放棄をする、性的な虐待をするなどのイメージがあるが、「常に子供を監視し、子供の行為に口を挟み、自身の価値観を押し付ける親も立派な毒親です。」(毒親専門カウンセラー 影宮竜也)
登場人物は松本ファミリー。
- 松本耳子 主人公で毒親の家庭に育つ。
- 母親 父と駆け落ちして結婚した。ヒスリリックな性格で耳子を振り回す。
- 父親 家族に無関心で愛人多数。バブルの頃は羽振りがよかったが、その後は借金地獄に家族を落としこむ。
- 妹 アレルギーとかんしゃく持ち。手のかかる子どもで、思春期にはヤンキーとなり、闇ホストにハマる。家のことは一切無関心。
- 弟 家の待望の男の子だが、両親の離婚を機にひきこもりに。高校を中退。こちらも、家の手伝いを一切しない。
ヒステリックな母親に育てられた耳子は、人の顔色をうかがういじめられっ子な子どもとして育つ。しかし同時に、お姉さんとして妹や弟の面倒を見る、「できない」は許されない、理不尽で厳しいしつけを受けトラウマとなっていく。
時はバブル経済。不動産業で羽振りの良い父親だったが、バブル崩壊で借金地獄に陥る。両親は離婚し、母方の両親の他界からの遺産でお弁当屋を母親が開業する。耳子はなんとか美大に合格したが、母親の命令で否応なくそれを手伝うことになる。
その後大学を卒業した耳子は、生きる目標を失い心身ともに病んでいく。自分の「できません」を許さない完璧主義で苦しむトラウマでも必死に生きていく中、独立した後も両親から事あるごとに悩まされるのだが・・・。
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